BOM for Windows Ver.8.0 SR2 システム構成 アドバイザリ

 

  概要

サーバー監視ソフトウェアBOMを監視対象であるサーバーコンピューターに導入した後、「システム設定ウィザード」により、システム管理者によるリモートからの設定や監視を行うコンピューターを決める必要があります。

 

以下の情報を参考に、システム設定ウィザードを進めてください。

  いますぐBOMを動かしてみる(最小構成)

BOMがどのようなソフトウェアであるかを今すぐ評価したい場合、「システム設定ウィザード」の

 

「監視対象サーバーコンピューターと同じローカルセグメント(サブネット)」

 

を選択し、設定してください。

 

この場合、監視対象コンピューター上でBOMによる監視が行われ、同時にその動作設定を行うことができます。最小構成ではありますが、BOMのすべての機能が動作します。

 

注)BOM マネージャーを操作するために、監視対象コンピューターにディスプレイモニター、キーボード、マウスが接続されている必要があります。

  一般的な構成例

組織内で稼動しているサーバーコンピューターは1台とは限りません。数十台に及ぶ場合もあります。しかしそれらの運用・監視は、組織内LANを経由して、1〜2名のシステム管理者が統合的に実行するのが一般的です。

 

セットアップタイプを「標準」でインストールすると標準コンポーネントの中にBOM マネージャー とBOMヘルパーサービスが含まれています。システム管理者はお手元の監視作業用コンピューターでBOM マネージャーを実行し、LANを経由してすべてのBOMヘルパーサービスと通信することができます。
万一、LANに障害が発生した場合は、監視対象サーバーコンピューター上のBOM マネージャーを操作することによって監視を続行することができます。

  その他の構成

サーバー監視用コンピューターを、組織のネットワーク外に置く場合があります。サーバー監視作業をアウトソースする場合や、サーバーがデータセンターに設置されている場合が相当します。
この場合、BOMヘルパーサービスとBOM マネージャーが通信を行うために、通信が行われるルーターやファイアウォールに対してBOMが使用するポート番号での通信を許可しなければなりません。

  推奨する構成

サーバーコンピューターの運用監視を行うための、システム管理者が使用するコンピューターは決まっているのが普通です。このため、BOM マネージャーを稼動させるコンピューターのネットワーク上の位置は、セキュリティを保つため、以下の順を推奨します。本件は「システム設定ウィザード」の「リモートアクセス」画面で必要になります。

 

1.任意のIPアドレスを指定
2.監視対象サーバーコンピューターと同じローカルセグメント(サブネット)
3.全てのコンピューター(制限なし)


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