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[影響あり] BOM 製品で確認された複数の脆弱性について

2024年05月30日配信

 以下の公開された複数の脆弱性において、BOM for Windows Ver.8.0 SR1 および、BOM for Windows Ver.7.0 SR4 に影響があるものが存在することを確認いたしました。

 

 本件への対応として、各製品用のアップデートファイルを公開しておりますので、以下よりダウンロードして適用をお願いいたします。

 

CVE 参考リンク 製品名 影響有無

CVE-2024-23672

(Apache Tomcat)

 → 【JVN ウェブサイト BOM for Windows Ver.8.0 SR1 BOM 集中監視コンソールにおいて、以下の影響があります。
Websocket クライアントが接続したままの状態を維持してリソース消費が増加する可能性がある。
BOM for Windows Ver.7.0 SR4

CVE-2024-24549

(Apache Tomcat)

 → 【JVN ウェブサイト BOM for Windows Ver.8.0 SR1 本製品では対象の機能を使用していないため、影響はありません。
BOM for Windows Ver.7.0 SR4

CVE-2024-2511

(OpenSSL)

 → 【JVN ウェブサイト BOM for Windows Ver.8.0 SR1 以下の影響があります。
一部のデフォルト以外のTLS サーバー構成では、TLSv1.3セッションの処理時に無制限のメモリ増加が発生する可能性がある。
BOM for Windows Ver.7.0 SR4
CVE-2024-4741

(OpenSSL)

 → 【JVN ウェブサイト BOM for Windows Ver.8.0 SR1 本製品では対象の関数を使用していないため、影響はありません。
BOM for Windows Ver.7.0 SR4

CVE-2024-31497

(PuTTY)

 → 【JVN ウェブサイト BOM for Windows Ver.8.0 SR1 BOM Linux オプションにおいて、以下の影響があります。
PuTTY で NIST P521 楕円曲線による ECDSA 秘密鍵を使って署名を生成していた場合、署名を集めることによって秘密鍵を復元することができる。
BOM for Windows Ver.7.0 SR4
※ BOM for Windows Ver.8.0 につきましては、BOM for Windows Ver.8.0 SR1を前提に影響の確認を行っております。
※ BOM for Windows Ver.7.0 SR4 につきましては、「BOM for Windows Ver.7.0 SR4 向けアップデートモジュール (202312)」の適用を前提に影響の確認を行っております。

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