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2003年05月28日配信
報道関係各位
2003年5月28日
セイ・テクノロジーズ株式会社
代表取締役社長 関田 充彦
マイクロソフト社の認定ロゴ『Certified Windows Server 2003 』
を取得し、Windows Server 2003に完全対応した
Windowsシステムの標準監視ツール「BOM for Windows Ver4.0」出荷開始!!
同時に「Linux監視拡張オプションVer2.0」も出荷開始!!
自立分散型サーバー監視ツールを提供するベンチャー企業セイ・テクノロジーズ株式会社(本社:千代田区 TEL:03-3512-5556)は、Windows Server 2003に完全対応したWindowsシステムの標準監視・リカバリーツール「BOM」の新バージョン「BOM for Windows Ver4.0」(以下BOM Ver4.0と記す)を6月11日(水)より出荷開始いたします。合わせてLinux監視拡張オプションVer2.0(以下Linux Ver2.0と記す)も同日に出荷開始いたします。
今回出荷するBOM Ver4.0は、Windows Server 2003に完全対応し、マイクロソフト社の認定ロゴ『Certified Windows Server 2003』を取得した製品です。 Windowsサーバー/システムの監視設定を容易にしWindows Server 2003に対応した監視テンプレートを標準添付しています。この監視テンプレートを利用することで、エンドユーザ様は、簡単にサーバー監視が実行できます。また、BOM Ver4.0からアイコンのデザインを一新し、より判り易く、使い易くなりました。
システム管理者にとって、メールサーバーのダウン、機密ファイルへの不正アクセス・バックアップのジョブエラーのチェック、ハードディスク・メモリ・OS・アプリケーションのトラブル等に対応し、監視し続けることは大変なことです。BOM Ver4.0は、24時間365日、サーバー1台から数百台の大規模システムを、システム管理者に代わって監視・リカバリーする、「簡単・低コスト・ライトウェイト」なサーバー監視のスタンダードソフトウェアです。
「BOM Ver4.0」が、Windows Server 2003に早期に対応することで、Windows Server 2003システムを採用される先進ユーザ様に、安定稼動のための標準監視ツールとして広く導入されることと確信しております。
<「BOM for Windows Ver4.0」製品概要について>
■主な改良点
Windows Server 2003への対応
・Windows Server 2003 アプリケーション仕様書に準拠し、
『Certified Windows Server 2003 Standard Edition』ロゴを取得
・Windows Server 2003用の監視テンプレートを標準添付
高レベルなセキュリティ構成下で動作が可能\n・定義済みの(ポリシー)セキュリティテンプレート「高レベルなセキュリティ」構\n 成下での動作をサポートしました。
通信プロトコルの変更
・BOM管理コンソールや集中監視コンソールの接続に用いる通信プロトコルをTCP/
IPソケット接続に絞りました。
・ダイレクト接続や名前付きパイプでの通信よりも高いセキュリティレベルを確保し
やすいためです。
・ローカルコンピュータに接続する場合でもこのTCP/IPソケット接続を使用します。
DAOを使わなくなりました
・BOM監視サービスやBOM管理コンソール、BOM集中監視コンソールで使用していた
データベースAPIを、旧来のMSのDAO(Data Access Objects)から、MDAC(Micr
osoft_ Data Access Components)のADO(Microsoft ActiveX_ DataObjects)
に変更しました。
・旧バージョンで使用していましたDAOは、旧世代のデータベースAPIであり、イン
ストール時に稼動中のアプリケーションとの相性の問題が発生することがありました。
アイコンデザインの一新
・Windows Server 2003への対応を機にアイコンのデザインを一新し、より判り易く
なりました。
ユーザーからの改善要望を反映しました
・イベントログ監視で、検出したイベントログのテキストファイル出力時のフォーマ
ットを分かりやすく変更しました。
・イベントログ監視で、監視サービス起動以前に発生したイベントログの取り扱いが利
用しやすくなりました。
・監視設定のインポート・エクスポートで、アーカイブの設定情報をサポートしました。
・監視サービス起動時の待機処理(約120秒)をOS起動時のみとしました。これによ
り、OS起動時以外は監視サービスを起動後、すぐに監視が始まるようになりました。
評価版から製品版への移行が簡単になりました
・評価版から製品版への移行が、ライセンスキーの入力だけで出来るようになりました。
インストーラが刷新されました
・アンインストール時にレジストリ内のデータやファイルを残さなくなりました。
・従来は、監視設定内容などがアンインストール時に残ったままになっていました。
その他
・BOMおよびオプション製品ののバージョン・ライセンスキー表示機能が付きました。(BOM Ver4.0より前のバージョンのBOMに接続した場合は表示されません)
*製品の機能・詳細内容は、別途「BOM Ver4.0ホワイトペーパー」を参照ください。
<Linux監視拡張オプションVer2.0製品概要について>
■主な特徴
Windowsサーバー上の操作でLinuxサーバーの監視設定やイベント処理の設定、監視
結果表示、ステータス表示、ログの表示などを実行します。
・SSHプロトコルを用いたセキュアな通信
・WindowsのGUI環境で快適なLook and Feelを実現
・LinuxサーバーへのBOMプログラムのインストール不要
・Windowsの監視環境からLinuxシステムをシームレスに監視
<監視機能>\n【Linuxディスク監視】
【Linuxディレクトリ・ファイル監視】
【Linuxサービスポート監視】
【Linuxテキストログ監視】
【Linuxシステムカウンタ監視】
【Linuxプロセスメモリリーク監視】
【Linuxプロセス数監視】
【Linuxカスタム監視】
【Linuxスクリプト監視】
<イベント処理機能>\n【Linux SYSLOG書き込み】
【Linuxプロセスコントロール】
【Linuxシャットダウン】
【Linuxスクリプト実行】
<監視対象Linuxコンピュータ>
・最低限のハードウェア要件:x86CPUで使用するLinuxディストリビューションの動作
要件に応ずる
・動作確認済みディストリビューション:RedHat Linux Ver7.1/7.2/7.3/8.0
Miracle Linux Standard Edition v2.1
Turbolinux 8 Server
*上記「サーバー」、「ファイアーウォールなし」で構成
・設定要件:OpenSSH Ver2.3.0以上(最新のバージョンを推奨)*1
Perl Ver5.004以上がインストールされていること
Bashが使用できること
<監視用Windowsコンピュータ>
・最低限のハードウェア要件:BOM for Windows Ver4.0動作要件 +
監視対象Linuxコンピュータ1台当たり追加的に3〜6MB
のメモリ*2
・対応OS:Windows 2000(SPなしSP1/SP2/SP3)日本語*3
Windows Server 2003, Standard Edition/Enterprise Edition
(32bit版)日本語版*4
・対応BOMバージョン:BOM for Windows Ver4.0
*1 SSHサーバーは、SSHプロトコル Ver2方式でアクセス可能で、パスワード認証方式が許可
されていなくてはなりません。
*2 1台のWindowsコンピュータで正常に監視可能なLinuxコンピュータの台数は、Windows
コンピュータ、Linuxコンピュータ双方のハードウェアスペック、通常の運用における負荷
状況、ネットワークの状況、監視設定の数、設定の内容などにより異なります。
*3 Windows 2000 SP3を使用される場合、http://www.say-tech.co.jp/support の情報を
ご参照くださいますようお願いいたします。
*4 Windows XP Professionalには対応していません。
Linux監視拡張オプションVer2.0は、既にBOM Ver4.0がインストールされ正常に動作していることを前提とします。
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■バージョンアップ価格
●BOM Ver4.0バージョンアップサービス
・ 旧バージョンからBOM Ver4.0へアップグレード
→ ¥30,000(1サーバライセンス)
・ 旧バージョンで利用いただいた追加ライセンスからBOM Ver4.0追加ライ
センスへのアップグレード
→ ¥20,000(1ライセンスにつき)
●Linux監視拡張オプションバージョンアップサービス
・ Linux監視拡張オプションVer.1.0からLinux監視拡張オプション Ver2.0
へのアップグレード(BOMのバージョンアップも必要です)
→ ¥20,000
■標準価格
・BOM for Windows Ver4.0基本パッケージ:¥148,000円(CD-ROM、1サーバライ
センス)
*上記基本パッケージには、テクニカルサポート5インシデント(3ヶ月間有効)が添付されています。
・Linux監視拡張オプション Ver2.0:¥118,000(CD-ROM、1サーバライセンス)
■テクニカルサポート
●インシデントによるテクニカルサポートの実施
<標準サポート>
「BOM Ver4.0基本パッケージ」および「BOM Ver4.0バージョンアップ基本パッケージ」には、テクニカルサポート5インシデント(3ヶ月間有効)が添付されています。
<付加サービス>
・「BOMサポート20インシデントサービス(1年間有効):¥200,000円
・「BOMサポート10インシデントサービス(6ヶ月有効):¥180,000円
・「BOMサポート5インシデントサービス(6ヶ月有効):¥100,000円
*インシデントサービスの詳細内容は、「BOM Ver4.0ホワイトペーパー」を参照ください。
*インシデントサポートサービス時間:平日10:00〜12:00 13:00〜17:00
(標準サポート:E-mail、FAXで受付)
(土・日曜日、祝祭日、年始年末は行っておりません)
*詳細は、別途「BOM Ver4.0ホワイトペーパー」を参照ください。
■動作環境:
*詳細は、添付プロダクトガイドを参照ください。
■ BOM Ver4.0ホワイトペーパー(PDFデータ)
本ニュースリリースの問い合わせ先:
セイ・テクノロジーズ株式会社 広報担当 安藤 和明
Tel:03-3512-5556 Fax:03-3512-5558 E-mail:kando@say-tech.co.jp