この記事では、自立分散型サーバー監視ソフト『BOM for Windows Ver.8.0』に同梱されている、山市 良氏著『Windowsの運⽤管理を快適にする10の裏ワザ/表ワザ』を活用したシステム安定運用テンプレートについてご紹介いたします。
『Windowsの運⽤管理を快適にする10の裏ワザ/表ワザ』とはテクニカルライター山市 良氏が紹介する、Windows標準の機能を使って、クラウドや仮想化、リモートワークなどの複雑な環境でWindows ServerとWindowsの安定運用を実現する10のテクニックです。
その中で山市氏は
バージョン番号やビルド番号の把握や脆弱性への対応や既存環境への適⽤計画といった戦略(テクニック1)
Windows Updateを戦略的に行い、Windows Updateの適⽤状況を正確に把握すること(テクニック2)
Windowsでは自動実行するメンテナンスタスクの該当するタスクを実行することで、パフォーマンスを向上させること(テクニック3)
などが必要だと述べられています。
『BOM for Windows Ver.8.0』ではこれらを活用するための監視テンプレート、「システム安定運用テンプレート」をご用意しております。
『BOM for Windows Ver.8.0』には、簡単に監視をはじめられる監視テンプレートが同梱されています。その中には、『Windowsの運⽤管理を快適にする10の裏ワザ/表ワザ』に沿った監視・アクション設定およびバッチファイルから成るテンプレートを2つご用意しております。
1つ目は「システム安定運⽤-パフォーマンス改善テンプレート」です。パフォーマンスに関する項目が含まれています。
Windows OS のWindows Updateの不要なコンポートネントの削除やコンポーネントストアの最適化を定期的 (7日ごと) に実施し、終了するとメール送信します。
7日ごとに対象の監視インスタンスで動作するWindows OS の.NET Frameworkの累積的な更新プログラムがインストールされているかを チェックして、実行し、実行開始と実行終了をメール送信することが出来ます。
Windows Defender ファイアウォールのルール数とルールリストを、7日ごとにチェックしてメール送信することが出来ます。
WindowsOSで動作するMicrosoft Defender(以下Devender)での自動除外設定の有無を1日ごとにチェックすることと、 カスタム除外リストを7日ごとにメール送信することが出来ます。
2つ目は「システム安定運⽤-セキュリティテンプレート」です。セキュリティに関する項目が含まれています。
Windows OS のバージョン情報やビルド番号を定期的 (30日ごと) に csv 形式で取得し、メール送信することが出来ます。
Windows OS の不足しているセキュリティ更新(Windows Update 未適用リスト) を定期的 (7日ごと) にメール送信することが出来ます。
Windows OS の不足しているセキュリティ更新 (Windows Update 成否リスト) を定期的 (7 日ごと) にメール送信することが出来ます。
※【】内は該当するテクニックの活用ページです。
本機能は、BOM for Windows Ver.8.0 (BOM 8.0) でご利用いただけます。BOM をお持ちでない場合は、30日間無償でご利用いただける評価版をダウンロードください。本テンプレートは評価版に同梱されています。
山市 良 氏著「Windowsの運用管理を快適にする10の裏ワザ/表ワザ」のホワイトペーパーをご用意しています。ご希望の方は、以下のフォームよりお申込みください。